ノースバンクーバーにあるブルワリー【BRIDGE BREWING COMPANY】に行ってきました

日本国内でもクラフトビール（地ビール）が市民権を得て久しいですが、カナダでもクラフトビールは人気で、各地にビールを醸造するブルワリーが存在しています。

今回は、ノースバンクーバーにあるBRIDGE BREWING COMPANY（ブリッジブルーイングカンパニー）に行ってきましたので、その様子をお伝えします。

BRIDGE BREWING COMPANYについて

BRIDGE BREWING COMPANY（ブリッジブルーイングカンパニー）は2012年にオープンしたまだ新しいブルワリーで、2015年に現在の場所に移転しています。

移転前はナノブルワリー（ナノはマイクロより小さい単位）と言われるほど小さなクラフトビール醸造所でしたが、移転後は製造能力が3倍に拡張され、ブリティッシュコロンビア州全域にクラフトビールを提供するまでに大きくなりました。

BRIDGE BREWING COMPANY（ブリッジブルーイングカンパニー）の場所は、バンクーバーからトランス・カナダ・ハイウェイでセカンド・ナロー・ブリッジを渡って数分のところにあります。

Google Map Bridge Brewing Company

興奮してか外観の写真を撮り損ねてしまったので、外観はグーグル・ストリートビューのスクショで（笑）

飾りっ気のない外観がいかにも若いブルワリーという雰囲気で良いですね。

中に入るとカウンターがあって現在飲めるクラフトビールがタップで10種類販売されています。

アルコール度数のほか、苦味度数を表すIBU（International Bitterness Units）やビールの色味、タンク残量がわかりやすく表示されています。

私が訪問した際に販売されていたビールの種類は以下の10種類でした。かなり幅広く揃っています。

これは否が応でもテンションが上がりました。

カウンターの上にはブリティッシュコロンビア州のビアアワードで賞を受賞した際の様々なトロフィーも飾られています。

Flight（フライト）というのは、150～200ml程度の小さめグラスで4～10種類（お店によって異なります）好きなビールを選んで注文できるメニューで、日本国内のクラフトビール専門店でも取り入れていますね。

日本国内だと100～150ml程度×4で1,500～2,000円くらいするのが一般的な価格設定ですが、ここは何と言ってもカナダ、150ml×4でも6カナダドルとか7カナダドルで飲めます。為替レートにもよりますが日本円にするとだいたい450円～550円くらいですね。

カナダは酒類の販売が日本よりも厳しく規制されていて、街なかでも買えるお店が限られていて不便ではありますが、この安さはクラフトビール好きにはたまりません。

右から

です。

絵になるな～。

iPhoneのカメラで撮ってもこんなに絵になるなんて、さすがカナダ！

ちなみに上に乗っかっているのはツマミで買ったサラミです。ブリッジっぽくしてみました。

肝心のお味のほうですが、HOPILANO（IPA）はホップの香りと苦味が心地よく、IBU59ということでそこまで強烈な苦味ではないものの、それでもしっかりと感じるグレープフルーツのような柑橘系の苦味が個人的には非常に好みでした。

ALL OUT STOUT（Stout）は高級ビターチョコレートのような、とても芳醇で深い余韻が楽しめる黒ビールで、普段あまりスタウト系ビールは飲まない私でも「あ、これは良いかも」と思えるビールでした。

そしてNorth Shore（American Pale Ale）は雑味がないとても飲みやすいPale Aleで、ホップの香りとPale Aleならではのフルーティーさがバランス良く味わえるクラフトビールでした。

日本国内でもこれくらいのクオリティのビールがもっと気軽に飲めたらなぁと思ってしまいます。

BRIDGE BREWING COMPANYはクラフトビール好きでノースバンクーバーに行く機会があれば是非行ってもらいたいブルワリーでした。

ノースバンクーバーにはキャピラノ吊り橋やディープコーブ、グランビルマウンテンなど、観光に良い場所もたくさんあるので、そのコースに織り交ぜてみてもいいと思います。

ノースバンクーバー、やっぱり良いところだなぁ。